2014年10月31日 10:37 | 無料公開
【ワシントン共同】国際宇宙ステーションへの無人補給機「シグナス」を載せたアンタレスロケットの爆発事故で、米オービタル・サイエンシズ社は30日、打ち上げ約15秒後に1段目ロケットの推進力が失われる異常が起きたとする初期データの分析結果を発表した。 いったん上昇したロケットが落下し始めたため、安全のため担当者が破壊指令を出した。ロケットの主エンジン本体は旧ソ連時代に開発製造された古いものだが、購入した米企業が配管などさまざまな装置を取り付けており、どの部分で異常が起きたのかは明らかになっていない。