気候変動条約の作業部会閉幕 6月に目標の事前評価会合 

 【ボン共同】2020年以降の新たな地球温暖化対策の国際枠組みを議論したドイツ・ボンでの気候変動枠組み条約特別作業部会は25日、各国の温室効果ガス削減目標を事前評価する会合を15年6月に開くなどとした共同議長案を作成して閉幕した。

 目標は基本的に15年3月末までの提出が求められている。その中に含むべき目標の期間や基準年などの具体的な情報を今年12月の同条約第20回締約国会議(COP20)で決定する予定。今回の会合では情報の詳細までは詰められず、議長案も流動的な文書との認識にとどまっている。


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