エボラ熱、米中西部も医師ら隔離 援助活動に懸念 

 【ニューヨーク共同】米中西部イリノイ州のクイン知事は25日までにニューヨーク、ニュージャージー両州に続き、海外でエボラ出血熱患者と接触した医療関係者らに対し21日間の強制隔離措置を取ると発表した。

 隔離措置は国境なき医師団(MSF)の一員としてギニアでエボラ熱の治療に当たったニューヨークの男性医師が24日、感染を確認されたことで決まった。米国内での感染阻止に万全を期すためだが、医療関係者が長期間隔離を嫌って西アフリカでの援助活動に支障が生じる懸念も出ている。


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