スカイマークが成田撤退 不採算路線見直し「運休」 

成田空港発の最終便搭乗受け付けが終了し、自動チェックイン機の電源が落とされるスカイマークのカウンター=25日午後

 業績悪化による不採算路線の見直しに伴い、成田空港からの撤退を決めた国内航空3位のスカイマークは25日、成田発着便の運航を終えた。同社は「運休であり、状況が改善すれば復活させたい」としているが、見通しは立っていないという。

 成田発着便は札幌(新千歳)、米子、那覇と結ぶ路線で、それぞれ1日2往復。空港内のチェックインカウンターや事務所も今月中に撤去する。

 同社は、欧州の航空機大手エアバスとの間で超大型機「A380」の売買契約をめぐる違約金問題が発生。厳しい経営状況の中、搭乗率向上が見込めない成田などの発着便を運休させ、羽田に路線を集中させることにした。


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