2014年10月25日 19:00 | 無料公開
【ワシントン共同】オバマ米大統領は25日、週末恒例のビデオ演説で、ニューヨークでは男性医師のエボラ出血熱感染が確認された後も市民はいつもと変わらない生活を送っているとたたえ、落ち着いて普段通りの暮らしを続けるよう米国民に呼び掛けた。 オバマ氏は、エボラ熱は簡単には感染せず、感染しても「回復が可能だ」と指摘。エボラ熱を克服した女性看護師を24日に「ハグ(抱擁)」でホワイトハウスに迎えたとし「恐怖ではなく、科学的事実に基づいて行動すべきだ」と強調した。 その上で、ニューヨークの人々は日常を「決意を持って続けている」と指摘。米国民のお手本になると述べた。