2014年10月23日 05:26 | 無料公開
【ワシントン共同】米国防総省のウォーレン報道部長は２２日の記者会見で、過激派「イスラム国」と戦う少数民族クルド人部隊を支援するため、シリア北部アインアルアラブ周辺で投下した武器など物資の一部がイスラム国に渡ったと認めた。 イスラム国が入手したとされる物資には、小型の武器や手投げ弾、医薬品などが含まれていた。ウォーレン氏は「敵を利するほどの装備ではない」と述べた。 米中央軍は１９日、計２８の支援物資をパラシュートで投下した。国防総省は、うち一つが目標をそれたため空爆で破壊と説明。ウォーレン氏は新たに別の一つが風に流され、イスラム国の手に渡ったとした。
