「かんだやぶそば」営業再開 火災乗り越え 

東京・神田の老舗そば店「かんだやぶそば」の開店を待つ客=20日午前

 昨年2月の火災で半焼し、営業を見合わせていた東京・神田の老舗そば店「かんだやぶそば」が20日、1年8カ月ぶりに営業を再開した。4代目の堀田康彦社長(70)は「建物が変わって味が変わったと言われないよう、以前と同じ味で皆さまをおもてなししたい」と意気込んでいる。

 火災後にはファンから、そばつゆのもととなる濃縮つゆ「かえし」の味が失われたのではないかと心配する声も上がっていたが、堀田社長は「伝統の味を問題なく再現できた」。以前からかえしは無くなるたびに作っており、うなぎのかば焼きのたれのようにつぎ足してはいなかったという。


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