フリーゲージ電車の走行試験公開 新幹線長崎ルート導入へ 

耐久走行試験をするフリーゲージトレインの試験車両=19日午後、熊本県八代市

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は19日、JR新八代駅(熊本県八代市)で、フリーゲージトレイン(軌間可変電車)の試験車両の耐久走行試験を報道陣に公開した。2022年度開業予定の九州新幹線長崎ルートで導入が予定されている。

 フリーゲージトレインは、車輪の間隔を変えて線路幅が異なる新幹線区間と在来線区間の直通運転ができる。この日は、新幹線の新八代駅と在来線の有佐駅を往復。両区間をつなぐ接続線に設置された装置で車輪が問題なく変換できることを確認した。

 試験は16年度まで実施。


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