愛知県の山中に大量の証拠品 警察官が意図的に投棄か 

 愛知県瀬戸市の山中に、同県警守山署が扱った刑事事件の証拠品が大量に投棄されていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。県警は証拠管理に関わった警察官が意図的に捨てた可能性があるとみて、証拠隠滅などの疑いで関係者から事情を聴いている。

 捜査関係者によると、17日に現場近くを通りかかった人が見つけ「山中にごみが散乱している」と瀬戸署に通報した。捨てられていたのはバールやカメラなどで、透明な袋に小分けにされたものもあった。窃盗事件の捜査で押収するなどして数年前から保管していた証拠品とみられる。一部は、守山署と書かれたタグが付けられていた。


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