2014年9月19日 10:24 | 無料公開
政務活動費で日帰り出張など不自然な支出を繰り返していた兵庫県の野々村竜太郎元県議(48)が、県警の任意の調べに「架空計上をエスカレートさせてしまった」という趣旨の供述をしていることが19日、捜査関係者への取材で分かった。 「一度受け取った金を返したくなかった」とも供述。野々村元県議は既に11年度から受け取った政務費1834万円を全額返済した。県警はカラ出張の裏付けを進め、詐欺容疑などでの書類送検を検討している。 野々村元県議は11~13年度の3年間で総額約780万円を政務費から支出しており、13年度から急激に出張頻度が高くなっていた。