2014年9月2日 11:13 | 無料公開
日中韓の原子力規制当局幹部が集まって開かれた会議=2日午前、東京都港区の原子力規制委員会
日中韓の原子力規制当局の幹部が集まり、原子力安全の向上を目指して情報交換する会議が2日、原子力規制委員会で開かれた。会議は冒頭以外、非公開。
規制委の田中俊一委員長は冒頭のあいさつで「日中韓が最新の知識を共有し、安全向上へ連携することは重要だ。東京電力福島第1原発事故の教訓について可能な限り情報提供するので、適切なフィードバックをしてほしい」と述べた。
3カ国は昨年11月に中国で開かれた前回会議で、国際的な事故評価尺度(INES)で8段階のうち下から3番目のレベル2以上と推定される事故が起きた際、早期に通報することで合意した。