盲導犬刺されけが、鳴き声我慢か 埼玉県警が捜査 

 埼玉県で7月、全盲の男性が連れていた盲導犬が電車内か駅周辺で何者かに刺されけがをしていたことが27日、県警などへの取材で分かった。訓練された盲導犬のため刺されても鳴き声を我慢したとみられ、犯行場所は未特定。インターネット上で「許せない」との声が相次ぎ、県警は器物損壊容疑で捜査している。

 武南署や男性の関係者によると、事件は7月28日に起きた。午前11時ごろ、さいたま市の男性(61)が職場に向かうためラブラドルレトリバー(雄9歳)を連れ、JR浦和駅から電車に乗り東川口駅で下車。職場に到着後、同僚が気付いた。手当てを受けて回復、現在は元気に生活している。


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