2014年8月27日 15:30 | 無料公開
【ソウル共同】少子高齢化が進む韓国で、2013年に生まれた子どもの数が前年より9・9%も少ない約43万6500人にとどまり、人口千人当たりの出生数が8・6人と、1970年の統計開始以来、最低水準に落ち込んだ。韓国統計庁の27日までのまとめで分かった。 韓国政府は年間10兆ウォン(約1兆円)以上を少子化対策に充てているが、育児支援確立の遅れや教育費の高止まりで効果は上がっていない。徴兵制による兵力確保や生産人口を維持する問題が今後一層深刻化する。 統計庁によると、1人の女性が生涯に産む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は1・19。