2014年8月26日 20:24 | 無料公開
自民党の高市早苗政調会長は26日、菅義偉官房長官と官邸で会談し、従軍慰安婦問題をめぐる1993年の河野洋平官房長官談話に代わる新たな官房長官談話を戦後70年となる来年に出すよう申し入れた。菅氏は「新談話は考えていない」と拒否した。 高市氏は、河野談話を検証した政府報告書が日韓両国による水面下の文言調整があったことや、元慰安婦証言の裏付け調査を行わなかったと指摘した点に関し、国内外に積極的に発信するよう要請した。菅氏は発信強化については理解を示した。 会談後、高市氏は記者団に「韓国を含む諸外国にしっかりと説明する機会を持つことが第一だ」と強調した。