猛暑日増え、桜開花も早く 温暖化傾向、気象庁が分析 

 最高気温が35度以上の猛暑日について、1961~2013年の年間日数を分析したところ、10年当たり0・4日の割合で増加していることを、気象庁が31日に公表した「気候変動監視レポート2013」で明らかにした。

 ヒートアイランド現象など都市化の影響が少ない北海道網走市など13地点で、年ごとのばらつきをならした平均を算出。気象庁は「地球温暖化が一因」としている。

 報告は、桜の開花の全国平均が53年以降、10年当たり0・9日の割合で早まり、カエデの紅葉が3・0日遅くなったことも指摘。長期的な気温上昇の影響とみている。


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