被災地、仙台と神戸の中学生交流 震災の経験や教訓を語り合う 

被災地同士で交流した仙台市立南小泉中の生徒(右側の6人)と神戸市立須磨北中の生徒。奥は阪神大震災の復興のシンボル「はるかのひまわり」=31日午後、神戸市須磨区

 仙台市若林区の市立南小泉中の生徒が31日、神戸市須磨区の市立須磨北中を訪れ、東日本大震災と阪神大震災の被災地同士で震災の経験や教訓を語り合った。

 南小泉中3年の石川舞さん(14)は、須磨北中の生徒から震災で感じたことを問われ「絆という言葉の意味を、震災を通じて実感することができた」と答えた。

 南小泉中の生徒は、須磨北中の生徒が校内の花壇に植えた阪神大震災の復興の象徴「はるかのひまわり」を見学。両校の生徒が東日本大震災の復興ソング「仲間とともに」を合唱した。


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