下地氏、沖縄知事選に出馬表明 「世代交代を」 

下地幹郎氏

 下地幹郎元郵政民営化担当相(52)は31日、那覇市で記者会見し、沖縄県知事選(10月30日告示、11月16日投開票)に出馬する意向を正式に表明した。「世代交代をしっかり進め、新しい政治をつくりたい」と述べた。

 知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設が争点になる見通し。下地氏は辺野古移設を容認してきたが、会見では賛否を明らかにしなかった。「知事選から6カ月以内に県民投票を行い、県民に決めてもらう」と述べるにとどめた。

 下地氏は7月25日、代表を務めていた政治団体「そうぞう」を離れた。知事選には無所属で臨む方針だ。


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