2014年7月31日 14:10 | 無料公開
【ワシントン共同】米国のデービース北朝鮮担当特別代表は30日、原油などの化石燃料や食糧を中国に依存していることが「北朝鮮のアキレスけんだ」と指摘、核放棄への圧力を強化する上で“攻めどころ”となり得るとの見方を示した。下院外交委員会の公聴会で証言した。 中国に対し、北朝鮮への食糧や原油の輸出を絞るよう決断を促したとも受け取れる異例の発言だ。 デービース氏は、北朝鮮が核放棄の意思を一切見せない以上、同国の核問題をめぐる6カ国協議再開に応じることはできないとした上で、現在は「圧力を加え続ける局面にある」と強調した。