学童保育93万人で最多 潜在待機は推計40万人 

 共働き家庭やひとり親家庭の小学生を放課後に学校内や児童館などで預かる学童保育の全国の利用児童数が今年5月1日時点で、前年比4万4782人増の93万3535人となり、過去最多を更新したことが28日、全国学童保育連絡協議会の調査で分かった。2006年の全数調査開始から増え続けており、90万人を超えたのは初めて。

 自治体が把握している学童保育の待機児童数は、2171人増の9115人。だが同協議会は、本来は希望しながらも親が申請をあきらめるなどした潜在的な待機児童は40万人を超えると推計している。


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