愛知、物損事故でも現行犯逮捕へ 危険ドラッグ、鑑定前でも 

 危険ドラッグによる交通事故が相次いだことを受け、愛知県警が物損事故でも運転手の危険ドラッグ使用の疑いが強い場合、鑑定前でも過労運転を禁止した道交法違反の疑いで現行犯逮捕できる運用を始めたことが27日、分かった。県警によると、全国初の取り組みで、各警察署に22日付で通知した。

 県警によると、事故を起こした運転手について(1)意識がもうろうとしたり暴れたりするなど、安全運転ができない状態(2)ドラッグと疑われる植物片や吸引器などを携帯している―の二つの条件があれば、道交法違反(過労運転等の禁止)の疑いで現行犯逮捕できるとしている。


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