液体パック洗剤の誤飲25件 P&G製品、子どもや高齢者 

 家庭用品の大手メーカー「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(P&G)」(神戸市東灘区)が今年4月に発売した液体入りパック型洗剤を、子どもや高齢者が誤って飲み込む事故が発売から2カ月半で25件相次いでいることが25日、日本中毒情報センター(茨城県つくば市)への取材で分かった。

 同センターによると、強い吐き気などの健康被害が報告されており、「子どもの手に届かない場所で保管するなど、使用には十分注意してほしい」と呼び掛けている。

 被害が報告されたのは衣料用洗剤「アリエール」と「ボールド」のうち、洗濯1回分の量が入った「ジェルボール」と呼ばれる製品。


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