メキシコ産豚肉の輸入緩和へ 首相、大統領に表明予定 

 政府がメキシコ産豚肉の輸入を緩和する方針を固めたことが24日分かった。高確率で死に至る「豚コレラ」がかつてメキシコで発生したのに伴う輸入制限を解除する方向だ。メキシコを訪問する安倍晋三首相がペニャニエト大統領と25日に会談し表明する見込み。

 環太平洋連携協定(TPP)交渉では、豚肉の関税に関して日米間で難航しており、強硬姿勢を崩さない米国に揺さぶりをかける狙いもある。両首脳は、ことし始まる経済連携協定(EPA)の再協議を早期に始めることも確認する見通しだ。


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