岐阜県警が反対住民情報漏えい 風力発電計画、氏名や病歴も 

 岐阜県大垣市などで計画されている風力発電施設建設をめぐり、県警大垣署が事業者の中部電力子会社シーテック(名古屋市)に反対住民や市民運動家ら4人の氏名など個人情報を漏らしていたことが24日、分かった。

 岐阜県警幹部は「署員が同社側と打ち合わせをしたのは事実」と認めた上で「もし漏らしていれば、地方公務員法の守秘義務違反に当たる恐れもあり、今後調べる」と述べた。

 シーテックの小川十永広報担当課長は取材に対し「通常は知ることができない(個人の)病歴など必要以上の情報を得ていた」と情報提供を受けたことを認めた。


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