プーチン氏の娘「追放を」 オランダ市長、すぐ謝罪 

 【ロンドン共同】マレーシア機撃墜で多くの犠牲者を出したオランダの首都アムステルダム近郊ヒルフェルスム市の市長が、同国在住といわれるロシアのプーチン大統領の娘、マリアさんの「追放」を呼び掛け、後に謝罪する一幕があった。英紙ガーディアン(電子版)が23日、伝えた。

 市長は同日のラジオインタビューで、マリアさんはオランダから追い出されるべきだと発言。後にツイッターで「賢明な発言ではなかった」と謝罪したが「発言は多く(の国民)が感じている無力感から出た」とも付け加えた。

 オランダではロシアへの反感が高まっており、市長の発言は国民の怒りを“代弁”したとみられる。


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