人気漫才コンビ「ツービート」のビートたけしとビートきよしが、東京・国立演芸場で行われた漫才新人大賞（漫才協会など主催）の表彰式で同じ舞台に立ち、久々に“共演”が実現した。

　きよしはゲスト審査員として最初から会場にいたが、表彰式で突然たけしがスペシャルプレゼンターとして登場すると、出場者や観客から大きな歓声が上がった。

　たけしは「楽屋で若手の漫才師さんを見て出てきたくなったけど、相棒の姿を見てやめようかと思った」と笑いを誘い、きよしに「おまえは３０年間、全然芸風が変わってねえじゃないか！」とツッコミを入れた。

　優勝したのは、今春、福島市から東京に活動拠点を移した漫才コンビ「母心」。たけしから表彰状を受け取り、「漫才よりも緊張しました」と話した。