2014年7月22日 17:11 | 無料公開
「上海福喜食品有限公司」の鶏肉加工品の生産ライン=20日、中国上海市(共同)
日本マクドナルドは22日、中国の基準による使用期限が切れた鶏肉を使っていた中国・上海の食品会社「上海福喜食品」から、国内で1年間に販売する「チキンマックナゲット」の約2割を輸入していたと発表した。ファミリーマートも「ガーリックナゲット」用に輸入していた。両社は計1万店余で販売を中止し、実際に期限切れだったかどうかを調べている。
上海の食品監督当局と警察は合同調査チームを発足させた。日本の厚生労働省も情報収集に乗り出した。
日本マクドナルドが上海福喜食品のナゲットを販売したことがある店舗は、国内全体の約4割に当たる約1340店に上る。