消防士パワハラの12人処分 徳島・鳴門 

 徳島県鳴門市消防本部は30日、部下を平手打ちするなどのパワーハラスメントを繰り返したとして、ともに鳴門市消防署の30代の男性消防士長2人を1カ月と3カ月の停職、監督責任者4人を戒告の懲戒処分とした。パワハラに関わった別の消防署員3人、監督責任者3人も文書訓告とした。

 消防本部によると、消防士長2人は2011~13年、同じ班の部下8人に対し、勤務中に通信指令室で歌を歌わせようとしたり、深夜勤務時に仮眠室で頭をたたいたり、頬を平手打ちするなど断続的にパワハラをした。部下にけがはなかった。

 今年4月、被害を受けた1人が署長に報告し、発覚した。


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