国交省、仙台空港の民間委託決定 全国第1弾、最長65年間 

 国土交通省は25日、空港の民間委託の第1弾として仙台空港を正式に決めた、と発表した。民間企業への委託期間を最長65年とすることなどを定めた実施方針も公表。昨年6月に成立した民活空港運営法で、国や地方自治体が管理する空港の民間委託が可能になった。

 委託するのは、国が管理している滑走路や、宮城県などが株主の第三セクターが運営する空港ビルなど周辺施設の維持、運営だ。期間は30年で1回だけ延長でき、不測事態に備え、さらに5年間延ばせる。

 今年6月末に募集要項を公表し、宮城県が条件を満たす応募企業について3社以上を選定する。


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