小田急線、痴漢容疑者飛び降りる 電車の窓から、骨折 

 電車内で痴漢をし、逃げようと窓から飛び降りたとして、神奈川県警多摩署は24日、県迷惑行為防止条例違反と鉄道営業法違反(列車運転中の降車)などの疑いで、愛知県常滑市に住む会社員の男(40)を書類送検した。

 1月23日午後9時ごろ、小田急線町田―読売ランド前間を時速約40キロで走行中の快速急行内で、東京都渋谷区の女性(29)の太ももを触り、逃げようとして窓から線路に飛び降りた疑い。

 男は出張で首都圏に来ていた。痴漢に気付いた女性とトラブルになり「とにかく逃げたくて飛び降りた」と認めているという。飛び降りた際、胸骨などを折り入院。署が事情を聴いていた。


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