2014年4月24日 18:58 | 無料公開
内柴正人被告
最高裁第2小法廷(山本庸幸裁判長)は24日までに、泥酔した教え子の大学女子柔道部員に乱暴したとして準強姦罪に問われたアテネ、北京両五輪の金メダリスト内柴正人被告(35)の上告を棄却する決定をした。懲役5年とした一、二審判決が確定する。23日付。
内柴被告は「女子部員は起きていて、合意の上だった」と無罪を主張していた。
一審東京地裁は「女子部員が酔いつぶれて、ほとんど意識を失った状態だったことは明らかだ」と指摘。親しい部員に涙ながらに被害を訴えていたことなどから、女子部員の証言は十分に信用できると判断した。