2014年4月21日 10:31 | 無料公開
日銀が２１日発表した４月の主要銀行貸し出し動向調査によると、資金需要の強さを示す「資金需要判断指数（ＤＩ）」で、１～３月の個人向けがプラス２０となり、これまで最高だった２００６年４月調査（プラス１９）を上回り過去最高となった。１月の前回調査から９ポイント改善した。 景気回復に加え消費税増税前の駆け込み需要により、自動車や家電購入に伴う消費者ローンが８ポイント上昇したほか、住宅ローンが５ポイント上昇したことが寄与した。 ４～６月の個人向けのＤＩは駆け込み需要の反動で減るとの見方が多く、今回から大幅に悪化しマイナス１２と予測した。
