外房で釣ったフグ食べ1人重体 千葉・船橋 

 千葉県船橋市は15日、釣ってきたフグを調理して食べた同市の70代男性と親戚の30代男性が手足のしびれなどを訴えて入院し、70代男性が重体となったと発表した。30代男性は快方に向かっている。市はフグの肝臓などに含まれる猛毒テトロドトキシンによる食中毒とみている。

 市によると、2人は13日夜、自宅で調理したフグ鍋を食べ、約3時間後にしびれなどを訴えた。一緒に食事をした家族や親戚に症状は出なかったという。

 フグは12日、同県・外房の海で釣り上げた。


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