立命大、強くしなやかな金属開発 医療や宇宙に 

 強度としなやかさを併せ持つ金属を作る技術の開発に、立命館大理工学部の飴山恵教授(材料工学)のチームが世界で初めて成功し、12日発表した。

 金属の粒子の表面を加工することで、チタンやアルミニウムなど、既存のほぼ全ての金属の製造に応用できる。

 飴山教授は「高強度としなやかさで、壊れにくい性質を持たせられ、医療器具や航空宇宙の素材の耐久性向上や軽量化に役立つ」と話す。


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