選抜高校野球、東陵や池田に春 奄美からも甲子園へ 

選抜高校野球の初出場が決まり、笑顔の東陵高の選手たち=24日、宮城県気仙沼市

 3月21日に甲子園球場で開幕する第86回選抜高校野球大会の出場32校が24日決まり、一般選考では東日本大震災で甚大な被害を受けた気仙沼市にある東陵高(宮城)や、2度の優勝を誇り27年ぶりの出場となる池田高(徳島)などが選ばれた。

 駒大苫小牧高(北海道)は米大リーグ、ヤンキース入りが決まった田中将大投手を擁した2005年以来の出場。21世紀枠は都立校としては初めての選抜大会出場となる小山台高(東京)や離島のハンディを抱える奄美大島の大島高(鹿児島)、海南高(和歌山)の3校を選出した。

 組み合わせ抽選会は3月14日に行われる。


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