ウナギ偽装容疑で会社社長逮捕へ 静岡県警、21日にも 

 中国や鹿児島県産のウナギを静岡県産と偽って販売した疑いが強まったとして、静岡県警は20日までに不正競争防止法違反の疑いで、同県吉田町の食品加工販売会社「大井川うなぎ販売」の藪崎周二社長ら2人を21日にも逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、中国などから仕入れたウナギをかば焼きにして販売する際、産地を「静岡産」と偽って販売した疑いが持たれている。

 関東農政局からの情報を基に、県が昨年6月から同9月にかけて調査して発覚。県警が昨年10月に同法違反容疑で関係先を家宅捜索していた。


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