ソニーとカメラ事業で共同化へ オリンパス社長が方針 

インタビューに答えるオリンパスの笹宏行社長

 オリンパスが、筆頭株主のソニーとデジタルカメラ事業で部品購入や商品配送の共同化に踏み切る方針であることが18日、分かった。赤字が続く事業を立て直すため、コスト削減を徹底する。オリンパスの笹宏行社長が共同通信のインタビューで明らかにした。

 両社の資本・業務提携から約1年になるが、デジカメ事業での協業は得意な部品の相互供給にとどまっていた。ソニーもデジカメ事業の改善が急務で、笹社長は「トップ主導でしっかり取り組もうと、ソニーの平井一夫社長と意思を共有している」と語った。


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