パナ、家電リサイクル新規事業に 再処理設備販売へ 

 パナソニックは15日、使用済み家電製品のリサイクルに使う設備を他社に売り込み、新規事業に育成する考えを示した。

 兵庫県加東市にあるリサイクル工場では、これまで自動車約19万台分に相当する約15万トンの鉄などを使用済み家電から回収した。実績をアピールし、設備を売り込む。

 15日には、再処理したテレビなどの台数が1千万台に達した記念式典を加東市の工場で開催。出席した井戸敏三兵庫県知事は「世界のモデル施設として発展することを願っている」とあいさつした。


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