3Dプリンター活用で議論 経産省、課題まとめ報告書 

 経済産業省は15日、紙に印刷するような感覚でデータを入力すると立体が作製できる「3Dプリンター」の活用法などを有識者らが議論する「新ものづくり研究会」(座長・新宅純二郎東大大学院教授)の第1回会合を経産省で開いた。3Dプリンターの産業利用を進める上での課題などを議論して、官民の取り組みに生かす。年内に報告書を取りまとめる方針だ。

 3Dプリンターは、3次元のデータを元に複雑な模型などを簡単に作ることができるが、経産省は「欧米に比べて日本は技術開発やビジネスモデル構築が遅れている可能性がある」としている。


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