校舎から転落の男児死亡 鹿児島・さつま町 

 鹿児島県警さつま署は2日、さつま町立盈進小学校で1日に2階教室の窓から転落し重体となった4年生の男子児童(9)が、入院先の病院で死亡したと明らかにした。死因は脳挫傷。

 さつま署によると、亡くなったのは会社員森山博文さん(45)=さつま町宮之城屋地=の三男正都君。1日午後、ガラス窓につり下げられていた掲示物が風でずれ、直そうとしたところ、誤って約5・5メートル下の地面に落ちたとみられる。

 さつま署は当初、転落直前に正都君が立っていた場所を窓枠としていたが、2日、窓際の棚だったと訂正した。窓は床から約80センチの高さにあり、棚の高さとほぼ同じだったという。


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