マドリードは24年五輪断念 「招致の過程で恩恵得た」と市長 

 【ロンドン共同】2020年夏季五輪招致で東京に敗れたマドリードのボテリャ市長は12日、24年五輪への再挑戦を断念する考えを明らかにした。ロイター通信が伝えた。マドリードは3大会連続の招致失敗だった。

 同市長はマドリードで開かれた政財界関係者との朝食会で「招致の過程で、今後数年間に期待できるすべての恩恵を得たと思う。24年五輪は招致するべきではない」と述べた。

 20年五輪招致はイスタンブールを加えた3都市が争い、マドリードはスペインの経済危機や国内の組織的ドーピング問題がマイナス要素になったとされる。


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