高校野球、前橋育英が初出場優勝 延岡学園に4―3 

第95回全国高校野球選手権大会決勝で、延岡学園高を破り初出場で優勝を果たし喜ぶ前橋育英高の選手=22日、甲子園球場

 第95回全国高校野球選手権大会最終日は22日、兵庫県西宮市の甲子園球場で4万3千人の観衆を集めて決勝を行い、前橋育英高(群馬)が延岡学園高(宮崎)に4―3で逆転勝ちし、初出場優勝を果たした。

 夏の甲子園大会での初出場優勝は1991年の大阪桐蔭高以来22年ぶりで、群馬県勢では99年夏の桐生第一高以来2度目の日本一。宮崎県勢の春夏通じて初の甲子園制覇はならなかった。

 前橋育英高は3―3で迎えた七回、荒井直樹監督の次男、海斗主将が放った適時打が決勝打となった。2年生のエース高橋光成投手は四回に3点を失ったが、その後は三塁を踏ませずに投げきった。


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