2013年8月5日 22:59 | 無料公開
パナソニックがNTTドコモに対し、今冬のスマートフォン(多機能携帯電話)の新製品供給を見送ると伝えたことが5日、分かった。ドコモがソニーと韓国サムスン電子の端末を大幅に安くする戦略を打ち出し、自社製品の販売拡大は難しいと判断した。 パナソニックのスマートフォンは、ドコモが事実上の唯一の供給先。今冬モデルの供給見送りに伴い、新製品の開発は中止する見込みだ。 個人向けのスマートフォンを生産するマレーシアの工場では当面、現行モデルの生産を継続するが、ドコモからの受注がなくなれば生産を停止する方向。パナソニックは個人向けスマートフォンからの撤退が視野に入る。