大企業設備投資、2年連続増加へ 13年度10・3%増 

 2013年度に大企業(全産業)が計画する国内設備投資は、12年度実績に比べて10・3%増の15兆9454億円となり、2年連続でプラスとなる見通しとなった。日本政策投資銀行が5日発表した設備投資計画調査(6月時点)で分かった。

 景気が回復基調にある中で、製造業、非製造業ともに2年連続でプラスとなる見通しだ。特に非製造業は、個人消費が堅調に推移していることを背景に10・1%増となり、10・4%増だった1991年度に次ぐ、22年ぶりの高い伸び率となる。製造業は10・6%増。

 調査には資本金10億円以上の大企業2205社が回答した。


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