NY株、再び最高値 量的緩和の継続期待 

 【ニューヨーク共同】2日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米量的緩和の継続期待で続伸し、前日比30・34ドル高の1万5658・36ドルと終値の最高値を2日連続で更新して取引を終えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は13・85ポイント高の3689・59。

 米労働省が発表した7月の米雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数の伸びが予想を下回ったため、量的緩和の縮小開始が想定よりも遅れるとの思惑が拡大。朝方は一時売られたものの、取引終了にかけてじりじりと買い戻された。米失業率が前月比で改善したことも買い材料だった。


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