楽天の6月中間は売上高3割増 金融部門が好調 

 楽天が2日発表した2013年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比32・9%増の2408億円だった。クレジットカードの会員数の増加により金融部門が好調で、主力のインターネット仮想商店街「楽天市場」も売上高を伸ばした。

 純利益は18・9%増の256億円だった。増収に伴って利益も伸びた一方で旅行業部門や電子書籍部門などで広告費や投資を増やしたため、増益幅は抑えられた。

 三木谷浩史社長は会見で「赤字はコントロールしたいが、今は投資を続けたい」と述べた。

 楽天は13年12月期から国際会計基準(IFRS)を導入、比較の対象となる12年6月期の数値も改めて算定した。


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