「岩手」商標登録に異議 県、上海の企業が出願 

 岩手県は30日、上海の企業が「岩手」の商標登録を出願したとして、登録を認めないよう中国商標局に29日付で異議を申し立てたと発表した。

 県によると、民宿提供などのサービス業の商標として出願された。登録されれば、県内の企業などが中国進出する際に影響が出る可能性があるという。

 「岩手」の商標はこれまで、香港の個人から水産物の分野でも出願されたが、6月に「地方自治体名として知られている」として異議が認められた。


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