8月にTPP閣僚会合の開催検討 難航の関税協議加速図る  

 【シンガポール共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する日米豪など12カ国が、8月下旬にブルネイで開催する交渉会合に合わせ、同月22日から2日間の日程で閣僚会合の開催を検討していることが分かった。交渉関係者が29日明らかにした。正式に決まった場合、日本政府は甘利明TPP担当相を派遣する方針だ。

 農産品の関税撤廃などの分野では、各国の首席交渉官を筆頭とする事務レベルの協議が難航しており、加速を図る狙いがある。


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