島国の環境課題に取り組む 沖縄のサンゴ礁会議閉幕 

地球温暖化とサンゴ礁をテーマとした国際会議で、サンゴ礁保全などを議論する分科会=30日、沖縄県恩納村

 環境省と沖縄県が開いた地球温暖化とサンゴ礁をテーマとした国際会議は30日、サンゴ礁を国土や生活の基盤とする島しょ国の環境課題に「協力し、包括的に取り組むことが重要だ」とする議長総括を採択、閉幕した。

 議長を務めた環境省の谷津龍太郎地球環境審議官は「沖縄を拠点に、取り組みを積極的に展開したい」と述べ、来年以降も、環境協力を進めるための会議を沖縄県で続ける意向を表明した。

 会議にはパラオやモルディブなど14の国や地域から閣僚や専門家が参加した。


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