温暖化からサンゴ礁守れ 29、30日に沖縄で国際会議 

白化したサンゴ礁。地球温暖化の影響で危機にさらされている=2007年9月、沖縄県の竹富島沖

 地球温暖化の影響で減少が進むサンゴ礁を守り、暮らしとサンゴ礁が密着している島国の環境対策を話し合う国際会議が29、30の両日、沖縄科学技術大学院大(沖縄県恩納村)で開かれる。

 温暖化による海面上昇で水没の恐れがある島国など、世界の約10カ国から閣僚や専門家らが参加。沖縄県とともに会議を主催する環境省は、島国向けに日本の先進技術を生かした包括的な温暖化対策の支援を表明する方向で調整しており、国際貢献をアピールする。

 気候変動に関する政府間パネルの報告書によると、温暖化で地球の平均気温が3度程度上昇すると、広い範囲でサンゴが死滅するとされている。


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