2013年6月25日 16:18 | 無料公開
稽古で汗を流す蒼国来=愛知県一宮市の荒汐部屋宿舎
大相撲の八百長問題に絡む地位確認訴訟で解雇無効判決を勝ち取った蒼国来が25日、約2年半ぶりに西前頭15枚目で土俵復帰する名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)に向け、愛知県一宮市の荒汐部屋で本格始動した。
稽古用の白まわしではなく、支援者から贈られた鮮やかな青の締め込みを着けて感触を確かめた。幕下力士を相手に、ぶつかり稽古では胸を出したほか、立ち合いで鋭く当たる確認などをして汗を流した。「(これから)あとの時間が大事。けがをしないようにしたい」と言いながら「思い切りいきたい」と言葉に力を込めた。